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薬剤師が知っておきたい『ふるさと納税』をやるべき理由

2008年5月にスタートしたふるさと納税。年末などに雑誌やテレビ、ネットで「ふるさと納税特集」が組まれたり、CMで流れてくる最近では知名度のかなりあがってきた制度です。

お得であるような印象があるふるさと納税ですが薬剤師の皆さんは制度を活用して返礼品等いう恩恵を受けているでしょうか?

薬剤師は正社員であれば少なくとも400万円、管理薬剤師となると600万円以上の年収を稼いでいるも多いかと思います。

一般的に年収が高いとされる薬剤師だからこそお得に使えるふるさと納税ですので、この記事で内容を理解してお得に返礼品をゲットして行きましょう😊

結論として、年収400万円だと約4万円(1.2万円相当)の返礼品が、年収600万円だと約8万円(2.4万円相当)の返礼品を受け取ることができます。正社員として働いているなら恩恵を受けられる可能性は高いですね。

ちょっとした手続きで数万円のものがもらえるならやるしかないですね!それでは簡単に制度の概要をみながらお得に制度を利用してみましょう!

目次

ふるさと納税はなぜできた?

ふるさと納税の背景として、総務省のホームページには以下の図解が載っています。

総務省ふるさと納税ポータルサイトより

地方に育った人ならわかると思いますが、中学高校と地元の学校で学び大学進学のために都会や他県に移り住む人が非常に多いです。そのまま就職をすると例えば東京に住まいがある人は東京に税金を収めることになります。

そこで納税者が自分の意志で「ふるさと」に恩返しをするために生まれ育った土地へ還元するのがふるさと納税の目的です。

ふるさと納税はどんな制度?

ふるさと納税は好きな自治体に寄付という形でお金を払うことでだいたい30%くらいの御礼品(返礼品)を受け取れる制度です。

払ったお金は翌年の住民税・所得税から控除され実質2,000円分の負担で商品を獲得ができる制度です。

楽天ふるさと納税ホームページより

詳しくは楽天ふるさと納税のホームページ総務省ふるさと納税ポータルサイトを確認してください。

納税者が自分の意志でふるさとに還元するというのが大元ですが、納税者が地域を応援するために寄付をするという側面もあるため自分自身の地元でなくても寄付をして返礼品を受け取ることができるようになっています。

手続きはめんどくさいの?

ふるさと納税ができた当初は確定申告が必要で、納税をした翌年の3月15日ころまでに税務署への提出が必要でしたが、今は非常に簡単に済ませることができます。

その面倒な手続きを省略したのが2015年に始まったワンストップ特例です。

給与所得者など確定申告が不要な人で、寄付先が5自治体以下であればふるさと納税をしたあとに送られてくるはがきや封筒に記入して送り返したり、オンラインでの申請も可能になりました。

楽天ふるさと納税より

書類のやり取りは発生しますが、そこまで手間のかかる作業ではありません。

どうやって商品を探すの?

ここでは楽天ふるさと納税を使った購入の手順をご紹介します。

① シュミレーターで寄付の限度額を確認する

楽天ふるさと納税で簡単シュミレーターを使い、自分の寄付限度額を調べます。

大まかな年収、家族構成、扶養する家族の人数があればだいたい算出できます。

今回は年収550万円、結婚していて配偶者も働いている、小学生くらいの子どもが2人の家族を想定してみました。

結果は71,375円となりました。

寄付限度額はあくまでも限度額なので、実際の寄付をする場合はそれを下回ることをおすすめします。
今回の例では70,000円位が目安かなと行った感じです。

② ふるさと納税サイトで商品を選ぶ

楽天ふるさと納税サイトにアクセスしてネットショッピングを楽しむように商品を選びます。

『20,000円〜30,000円』といった金額で絞って探すこともできますし、『お米』のようにジャンルで選ぶこともできます。

ネットショップの感覚で選ぶと割高に見えてしまいますが、ふるさと納税は寄付であり『商品は寄付金の3割程度の値段』というのは忘れないでください。

寄付をしたあとは早ければ1週間程度で、お米など物によっては来年収穫してからといったものもありますので気長に待ちましょう。

③ ワンストップ特例や確定申告をする

寄付をしたあとに数日たつと自治体からはがきや封筒が届きます。

封筒の中には『寄付金受領書』や『ワンストップ特例に関する書類』が入っています。

ワンストップ特例の場合はすぐにオンライン申請や封筒などの返信を、確定申告をする場合は寄付金の受領書を大切にとっておき来年の確定申告に備えましょう。

『ワンストップ特例』を使ったとしても、住宅ローンを組んだ1年目だったり副業収入があったりなど後に確定申告をする場合はワンストップ特例が無効になってしまいます。
ワンストップ特例かなり便利な制度ですが、もし確定申告をしなければならなくなったときは『寄付金控除』をすることを忘れないようにしてください。

まとめ:安定して収入がある薬剤師はふるさと納税を活用しよう

薬剤師は平均年収が577万円と比較的高収入で安定しており、急に降格があって年収が下がるというのも考えづらい職業です。

仕事自体が医療系で安定しており賞与が減らされるというリスクも高くはないため、ご自身の収入を再確認しお得にふるさと納税を活用して返礼品を獲得していきましょう😄

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