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薬局の処方箋枚数や薬剤師数を確認する方法

薬剤師が転職をするにあたって気になるのは候補となっている薬局の薬剤師の数や処方箋枚数だと思います。

転職エージェントを通した転職では紹介会社に聞くことで事細かに話を聞くことができますが、自分で探すとなると方法がわからない人も多いと思います。

今回はその薬剤師数や処方箋枚数を探す方法をお伝えします。

目次

都道府県の医療機関・薬局案内サービスを利用する

病院や薬局には年に1回、都道府県へ営業時間、外来患者数や受付処方箋枚数、勤務している医師や看護師、薬剤師の人数、その他地域連携に関することにどれくらい活動しているかを報告する義務があります。

その集計データは一般向けにも公開されており誰でもみることができます。

転職を考えている人はこうほとなっている薬局の情報と近くにある医療機関を見に行けばどれくらいの規模の薬局なのかを予想できるので調査することをおすすめします。

薬局の情報を検索する手順

それでは実際に検索する手順をおすすめします

実在する薬局の情報を見ていくので、名前は伏せますができるだけわかりやすく解説していきます。

『〇〇県 医療情報ネットで検索』

検索したい都道府県+医療情報ネットで検索します。

今回は山梨県で探してみますと、下記のようにトップページで『都道府県医療ネット』というのが候補として上がってきます。

山梨は「やまなし医療ネット」東京は「東京都 医療機関・薬局サービス」など名称は少しずつ違いますが、大体は同じ名称ですので開いてみてください。

『薬局を探す』を見つける

医療ネット情報から『薬局を探す』の項目を探します。

住所や薬局名を入力

薬局を探すページに飛べますので、薬局の名称を入れて検索していきましょう。
ここでは薬局名は伏せておきます

山梨県の場合は大まかな地図まで表示してくれるんですね!すごい親切です。

目当ての薬局名をクリック

検索結果から目的の薬局をクリックしていきます。

開いてみると薬局の名称や開設者、管理薬剤師、営業時間など薬局に関する情報が出てきます。

『実績、結果等に関する事項』をクリック

いくつかタブがありますので『実績、結果等に関する事項』を開いてみましょう。

この項目には薬局の薬剤師数、認定薬剤師の数、年間に受け付けた患者数、在宅の件数等、薬局としてどれくらいの実績があるかを調べることができます。

上記の薬局の場合、一般的には処方箋を応需した患者数は年間数を示しています。

2,239人÷12ヶ月÷20日=1日あたり約10人。

薬剤師2人の割にはあまり忙しくないのかな?と予測がつきます。

※他の薬局も検索してみましたが、処方箋枚数がのってこないところもあります
 また、新しい薬局はそもそも報告していないので検索にすら引っかかってこない場合もあります。

近くの病院も検索する

薬局は医療機関からの処方箋を受け付けて初めて商売が成り立ちます。

目当ての薬局の門前薬局がある場合は地図を確認してクリニック名を探し出し、医療情報ネットで同様に検索します。

マップで薬局の隣りにある病院を探して調査してみましょう。

やまなし医療ネットの『いろいろな条件で医療機関を探す』をクリック

今度は病院ですので、医療機関を探していきます。

『名前で探す』をクリックし病院名を入力

調べたいクリニックを入れて進みます。

検索結果より病院の紹介ページに移ります

塗りつぶしてしまいましたが、ここにクリニック名が書いてあります。

クリニックの画面は薬局の画面とほぼ同じです。

『医療の実績等』をクリック

医療の実績等で医師の数や外来数をチェック

ここで医師や看護師の人数、リハビリに力を入れているか?など確認します。

※いくつか病院を見たところ外来患者数は書いていないクリニックも多かったので参考程度にしましょう。

医療情報ネットを使用して薬局の状況を把握しよう

医療情報ネットは一般患者さん向けに作られたものでありますが、仕事を探す人からも有用な情報を得ることができます。

処方箋枚数や薬剤師の人数を中心に紹介しましたが、この他にも認定薬剤師の人数や在宅件数なども載っており薬局がどこにどれくらい力を入れているかも把握することが可能です。

転職エージェントに頼るのもよいですが、ご自身でも情報を取って複数の目を持って働くかもしれない薬局を探す材料にしましょう。

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